小学校コンピュータクラブ2019年度、1月20日

1月20日、今年最初のコンピュータクラブにいってきた。

12月に先生がファシリテートする会を一度設けたのだけど、なんとインフルエンザでクラブが中止になってしまった。折角の機会だっただけにとても残念だ。しかもここにきて1回抜けたのは、子供たちの進捗を考えるとあせりを感じる。

今回は12月に先生に使ってもらおうと思って渡した動画を手直しし、それを再生しながら、次回の発表会までに作り終わるように促した。1月27日は来年度からクラブ活動に参加する3年生が見学にくる日でもある。その3年生の前で自分の作品を発表しなければならないことに半数の生徒が気づいたようだった。ようやく、やることを理解したようだった。

何名かは動画を見ながら手を動かしていて、例題をコピーしているようだった。

他の何名かは相変わらず、わからないと言って私を呼ぶ。

もくもくと作る子もいる。

ただ、回転の角度入力で大きな数字を入れるような、はちゃめちゃな行為する子が減ってきた。残り1回になって、まとまってきたのかもしれない。

来週、どうなることか。先生にも協力を得て、まとめたいと思っている。

 

小学校コンピュータクラブ2019、11月と12月

いよいよ1年の活動をどうまとめるか、実行するタイミングがきた。

そんなときに大田原小の黒田先生とお話しできる機会を得て、このクラブ活動の話をさせてもらったら、1つのアイデアとして学校紹介を取り組むのはどうかとのヒントをいただけた。

2019年度のクラブ活動は残りあと、11月2回、12月1回、1月2回。1月は1つを発表の場にするとなると、あと4回しかない。早速クラブ担当の先生に会いに行き、この話をしたところ、12月に1回増やしてもらえ、しかもクラブ担当の先生が見てくれることになった。なーーんと、素晴らしい!! クラブとは言え、先生が見ていただけるなどとは思いもしなかった。ということでPCで名刺作りの回をプログラミングにまわせてもらった。

さて具体的な内容はどうするか。シンプルに取り組むのがいいだろうと、自分で見本を作り、その中の一部を写経でもいいので実装を終わらせることを目標にし、発表の形をとりより質を高めることで学習につなげることを目的としてみた。

学校紹介なので、私は母校の足立区の保木間小学校を思い出しながら、プログラム的にはやや高度に、背景を切り替えたり、文字に動きをつけたりと、このクラブとしても集大成的なレベルに仕上げた。

そして実際の1回目、11月25日。デモをみせて、やることを説明したが、半分以上は相変わらず、適当にブロック積むだけで変わりばえしなかった。でも半分の子供たちは、自分なりの紹介を作ったり、デモ中の文字の動きのコードを質問しに来たりと、少し手応えを感じることができた。

2回目、12月16日、具体的なゴールを説明し、とりかかってもらった。3/4くらいかな、自分なりに作り始めたようだった。先生も3回目に私なしでやらなければならないので、今までになく積極的に子供を見てくれていた。

後日、先生にはゴールの見本を渡すつもりだ。これは全員が同じ物を作れば完了となる危険性があるが、何も完成できないよりは、はるかに得る物があるのではないだろうか。正直ゴールまでは遠い。子供たちが少しでも自主的に理解を深められるよう、あと2回、全力で向かいたい。

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学校紹介プログラミング



小学校コンピュータクラブ2019、10月

子供達からも「久しぶり」と言われてしまったけど、夏休みを挟んで7月以来のコンピュータクラブでプログラミングをしてきた。相変わらずみんな元気いっぱいで、少しでもわからないことや見せたいことがあると私を呼びつける。まさにパワーでぶつかってくるラグビーの試合のようである。一見、クラスは崩壊したかのような混沌とした様子になっているが、子供達は、今はプログラミングする時間だ、ということを忘れはせず、トライを目指して前に向かって進んでくれる。

今日もScratch。最初に"メッセージ"を使って、ネコスプライトから背景コスチュームを切り替えていくデモをした。私がライブでコード書きながら説明するという形にしてみたが、上手に先に進む子もいれば、頓珍漢な子もそこそこいた。それでも最後は多くの子がメッセージを受けて次のコスチュームにするコードを作ることができた。

これまで授業形式でかつ、みんなの足並みを揃えるために、みんなができるまで待っていたのだけど、敢えて待つことをせず、近くの子に教えてもらうことを強調してみた。まだ一部の子供たちだけではあるけど、人のコードを見て理解することができること、人によってコードが違うことを感じてもらえたのではないかと思っている。私はなるべく子供のコードをいっしょに読んで評価し、子供が手元に抱えている問題を解くことに時間を割くようにしたので、これまでになく子供たちのコードを読むことができた。

次回はTutorialにあるビルを飛ぶネコをデモして、ビルを動かすことでネコが飛んでいるように見える面白さ、プログラムならではの表現を理解してもらう予定。

[追記]

「いつものようにネコをダブルクリックして」と言ったら「ネコがない!」との反応があり、子供たちのPCをみたらScratchのデスクトップエディターが3になっていた。支援員さんがアップデートしてくれたのだけど、びっくりしてしまった。そのせいかどうかわからないけど、デスクトップエディターが立ち上がるまで3分以上かかる子供もいて、45分の授業のうち10分くらい使ってしまった。どうしたものか、、、、、

 

幼稚園でのViscuitワークショップ、その2

近所の幼稚園でのViscuitワークショップ、3月以来、2回目を開催した。

Facebook

参加してくれたのは24名くらい。前回は2人にタブレット1台だったが、今回は1人1台でをデジタルポケットからお借りした。

www.digitalpocket.org

このデジタルポケットのViscuit用タブレットレンタルはほんとに便利。サーバーとルーターの電源を入れるだけで学校Visucuitができてしまうし、簡単に作品をUploadして公開できる。プラスしてデジタルポケットが用意しているワークショップコンテンツも素晴らしい。45分から60分を1単元として、難易度や内容を変化させたものが数十個用意されてるので、順番にやることでテクニカル的に習得できていく。もちろん途中からでも、飛ばしても実施することが可能だ。このサービスを受けるには基本、デジタルポケットのビスケットファシリテータ講習 | デジタルポケットを受けなければらないが、受講することなしにワークショップを行うのはやめたほうがいい。テクニカル的なこと、そしてViscuitの背景やこれまで数多のワークショップでの経験を知ることで、語弊があるかもしれないが正しいViscuitを伝えることができるようになると思っている。

今回はこのコンテンツ群から以下の流れで実施した。

もっとやさしいビスケットから

  1. お弁当作り
  2. 進む方向のロケット、ゆうれい
  3. 絵の変化のりんご、まばたき
  4. 触ると出てくる・変わるの星、草むら

参加者の約半数が未経験者だったことと、自分がお弁当作りをやりたかったので「もっとやさしいビスケット」シリーズを選択してみた。このシリーズは初めてだったけど、お弁当作りからもうみんな大興奮で、やる予定はなかったが子供たちからのリクエストで「ゆうれい」を追加した。「草むら」では作品をサーバーに転送してもらい、みんなで見て終わりにした。

90分、事前の打ち合わせで長いのではないかとの話もあったのだが、子供たちは始終、集中が切れることはなく頑張ってくれた。終わった時に「疲れた」ともらす子供がいたことからも、十分に楽しんでくれたんだろうと想像している。

次回は冬休みになりそう。幼稚園児向けで、常に未経験者がいる場合の定例化については、星野さんからは同じレベルでテーマを変えていくというアイデアをいただいたので、ステップアップしつつ性急なレベルアップよりも、様々なテーマで子供達の創造性を引き出すようにコンテンツを組んでいってみようと考えている。

 

 

 

 

 

学校・教育 総合展 (EDIX)

6月19日にEDIXの東京展にいってきた。初参加。学校展ということだけど、ICT関連だけで1/3くらいは出展企業があったので、やはり注目は高いと言える。

目立っていたのはMicrosoftGoogleの大手企業のブースだった。Microsoftは30人規模のミニステージの他に、5人程度のミニハンズオンが可能なエリアが4所ほどあり、様々なコンテンツの紹介をしていた。Googleは学校でつかうPC向けにCromebookを推していた。Cromebook、クラブをしている小学校にも働きかけてみようかな。

一方、小さいブースではロボットやミニデバイスをブロックプログラミングで制御するミニデバイス系やアンプラグド系、OSMOのようにリアルを混ぜたプログラミング系のメーカーが多かった。ただその3種類の中でユニークなものはあったかというと、気づいたものはなく、やや出尽くした感はあった。今後は残るもの残らないものに別れざるを得なくなるのではないか。

その中で、HeloPlateのような小さなデバイスは注目すべきかもしれない。様々なセンサーを制御し、データをコンピュータでまとめるというのは、小学校高学年なら授業の効率化にもなるし、プログラミングを意識せずとも使うことになるからである。もちろん使っていても楽しいし。また値段的にも安価であれば、子供が購入することも可能だし、親が買い与えるのも大変ではない。MicrosoftブースでTFabWorksの高松さんが、Micro:bitで取得したデータをクラウドに上げるTFabConnectを紹介していた。これは少し考えただけでも色々と応用例が思いつく、ワクワクさせてくれるインフラだ。

tfabworks.com

また高校生以上向けのようだが、Web系ソフトハウスが自社で作り使っている、確かWebアプリ向けのIDEを展示していた。今後プログラミング教育が増えていくと、それに合わせて開発環境も最適化される必要が出てくるのだろう。

次来るときは、学校の先生と来たいと強く感じた。

 

 

 

 

 

 

 

小学校コンピュータクラブ2019、7月

早くも今年度2回目のクラブだけど、3回目は9月なので夏休みの前の最終回である。

この日はまずパラパラアニメで猫さんを歩かせる例題を見せた。あんまり引っ張らずに、サクッと3ブロックで書いて見せ、ゆっくり動かす方法などを実演しながら説明した。これが良かったのか、各自でセーブした回ったり飛んでいったりしていた猫を、歩かせたり、走らせたりするように改造できていた。何人かの子は、猫以外のキャラクターのコスチュームを変えて踊らせたり、滑稽な仕草にさせたりできるようになっていた。

今年度のもう1つの柱である、年度末に発表レベルな作品を仕上げる、という視点でも、作品を継続して変化させられたのは進歩だと思う。

残り20分で私の例題を見せたところ、5人くらいの子が興味を持ってコードを見にやってきた。場面チェンジとムーンウォークが不思議だったみたい。イベントも使っているのですぐには理解できなかったと思うが、次回でブロック定義(Array)や背景を変えるのを説明する予定なので、理解するのにそれほど時間はかからないだろう。

今回は、前回セーブしたのを使えたこと、そして短くても効果のある説明でその日にやるべきことが示せたことで、子供達は好き勝手にやることからちょっと前進できたいのではないか。

https://scratch.mit.edu/projects/319951064/

 

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ムーンウォーク

 

とちぎRuby会議08

とちぎRuby会議08に参加してきた。

私の役目、場所取りなんだけど、ハーモニーホールになって3回目、ほんとに苦労しなくなった。以前も書いたと思うけど、有料施設のおかげで設備の利用も予約もクールにことが運んでくれる。以前、無料施設を使っていた頃は、明文化された規則の裏にある制約に四苦八苦した。例えば予約が入ってなくても使わせてくれないような、そんな感じだった。その苦労をコストとしてみんなで分かち合う形になっていることに、少なからず申し訳ない思いがあるので、実は密かに参加者への感謝の気持ちを忘れないようにしている。

招待者の送迎もスタッフとして大切な役目だが、@sumimさんを自車で送迎できたのが嬉しかった。自分の都合で駅に1時間ほど待たせるなど、無礼千万な行為をしてしまったにもかかわらず、車中ではプライベートなことも含め、色々なお話ししてくださった。会が終わった後、後泊組でスタバで過ごした時間、とても楽しくお話できた。

嬉しかったことといえば、Artonさんと角谷さんのスリーショットが撮れたこともその1つ。インスタにあげておいたけど、お二人の笑顔が素敵この上ない。私が真ん中に入っているのがもうほとんど犯罪的行為と言っても過言ではない。

www.instagram.com

インスタのコメントには5ショットと書いてあるが、それは後ろに写っている@track8と@you_sskを含めているから。ほんとに入って欲しかったんだけどね。

自分も五十三次の1人としてLTをした。Scratchで作ったLife gameの紹介で、まあネタにもならない話で、場は上がりもしなければ下りもしなかった。ここんとこ半端な発表ばかりしてきているけど、この日はしゃべりながら2006年オブラブのLTでの壇上からのシーンが突然、頭に浮かんできて、「これじゃいかん」と思い、勢い余って下のイベントのLTに申し込んでしまった。これは真剣に取り組まないといけない。がんばらねば。

uiux-thinking.kibe.la

会が終わってからのTweetやブログをつらつらみていた。咳愛に溢れている@june29のブログも面白かったのだが、それより当日はもう主役のような活躍で、ほんと素晴らしかった。一方で、ブログが「なんというか非常に練度の高い場所というイメージがあって、ちょっと怖いけど」で始まっている@sugamasaoは、発表では緊張されていたようだけど、本の執筆というものが練度を高めた状態で成せるもの、という感じが伝わってきた。

最後に、なんといっても@track8の井上陽水の「踊りませんか」の連呼には、繰り返すことの重要性を説いている、非常に内容の濃いメッセージであったことを付け加えたい。