小学校コンピュータクラブ、1月

今年度の小学校コンピュータクラブも残り1月、2月の2回となり、今年度をどう締めるか、そのためには何をすべきかを色々と考えているのだけど、なかなか良い考えにたどり着けないままに1月の会になってしまった。12月の会では、2月の会を成果発表会とし、その準備としたのだが、まだ自分で何かを作れるところまで到達していないことがわかってしまった。子供達はバラバラに好きなことをやり、特に学べたこともなく終わったという印象だ。そこで今回は、きっちり丁寧にScratchをやろうと考えた。簡単で、でもいくつかの新しい手法を入れた例題を組んでみた。

https://scratch.mit.edu/projects/280981384/

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ワークショップ画面

ゲーム

 

手順を追って進めることで、私の方に集中させる時間と、手を動かすことに集中させる時間をきちんとわけたことでメリハリがついた。最後まで集中を切らさずに続けられた子が多かったと思う。

時々聞こえる笑い声のあがった席に行ってみると、その"変に"になっている箇所を周辺の生徒が真似をしている様子があったり、わからなくなっちゃった子が手を上げつつ、周りの子が手助けしたりと、私の理想に少し近づいた感じさえ持てた。

今回、私が学べたことは、メリハリのある進行、わかりやすい例題、周辺の協調を促す言動の必要性。毎回毎回、学べることが多い。

 

コンピュータクラブ12月

小学校のコンピュータクラブ、今月からScratchに挑戦。

前にViscuitがFlashの関係で動かない時に急遽Scratchをやることになり、みんなで猫をくるくる回したことがあったから、今回で2回目となる。やったのはビルを飛ぶ猫。Tutorialにあるやつで、難易度の割に見栄え良く、しかも横スクロールゲームにつながりやすいので、生徒からいい反応がくるかと期待していたが、ビルを動かすブロックの数値入力がうまくできなかった子が複数いて、結局どたばたになってしまった。それでも何人かから「おー」という歓声があがり、楽しめた子もいたようだった。ほんとうはさらにダンスまで入れたかったけど時間切れ。

今年度のクラブ活動も残り2回。最終日は来年からクラブに入ってくる3年生の見学がある。担当の先生と、次回はScratchモクモク会にして、最終日は私が子供の作品を講評する会にした。どんな作品が出てくるか、もう今から楽しみだ。

ところでつまづいた数値入力というのはマイナス記号の入力のこと。まさに伏兵な感じ。マイナスがどのキーなのかわからなかった子、漢字モードになっていてうまく入力できなかった子、マイナスの意味が掴めなかった子と理由は様々だった。ただマイナスを知らない低学年でも、キーボードのどこにその記号があるかを覚えることはできる。キーボード不要論みたいなのをどこかで読んだ記憶があるけど、私は子供達になるべく早い時期からキーボードに慣れさせ、スムーズに使えるようにしておくことは意味あることと考えている。もしクラブではなく授業でやるなら、どこかでキーボードに慣れさせる時間を取るべきだろう。

今回Scratchにした理由に、一人の子が熱望していたこともあった。その熱望さの通りかなりの腕前で、ビルはつまらなかったらしく、一人でゲームチックなものを作っていた。聞くと特に教室に通っていることもないそうで、自分で興味を持ってやっているとのことだった。他の教科同様にプログラミングも子供達に相当なレベル差ができると予想されるが、そんな時も好き勝手を容認してくれる先生の振る舞いと、レベル差を考慮できる授業進行とネタが必要になる。今後避けて通れない部分である。

 

実はこんなのを用意していたが、たどり着けなかった。

https://scratch.mit.edu/projects/269306416/#editor

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小学校コンピュータクラブ、11月

11月の小学校コンピュータクラブは、念願叶って、Micro:bit*1のプログラミングワークショップを開催することができた。クラブ員は40名、とても一人でMicro:bitを人数分用意することなどできないけれど、MIEEである星野さんのご助力あってMIEEから人数分をお借りすることができた。ほんとに感謝したい。

当日の内容はMIEE*2の実践レポートとして載っている。

【小学校パソコンクラブでmicro:bitプログラミングに挑戦しよう】
https://education.microsoft.com/Story/Lesson?token=ZOx1u

やったこと、というよりやれたことと書いた方がいいくらい、1限分の45分という時間との戦いで、A、Bボタンを押すとLED表示が変化するくらいまでやるのが精一杯だった。星野さんはじめサポートしてくれた高井さん、米澤さんに感謝したい。それでも顧問の先生から、第二弾を期待する生徒がいたと聞き、それなりの成果がでたのではないかと思っている。

今回お借りできたのはChibi:bit+バングルモジュールのセット。Chibi:bitはハードとしての機能性はMicro:bitとほぼ同等だが、コード開発環境は、もはやMakecodeで作成したコードは動作できなくなっていて、現在でも利用可能な古い環境で作成した。バングルモジュールは折角なので各自、腕に巻いてもらった。それだけでも約40年前の科学特捜隊の気分になれて、私などはワクワクしてしまうのだけど。

使った動画。

「1分でわかるMicrobit 〜オープニング動画〜」

www.youtube.com

「MicrobitLED表示を試そう」

www.youtube.com

できなかったけど用意しておいたコード。

gist24d374bffeed33e81002e39c44212ad7

 

 

 

 

 

*1:正確にはChibi:bitだった

*2:認定教育イノベーター、詳しくはこちら

Viscuitの3回目

小学校のコンピュータクラブでViscuitの3回目を行なってきた。
冒頭Viscuitをやることを伝えると、生徒の何名かからScratchをやりたいとの声があがり、一瞬変更するか迷ったのだけど、今日でいったんViscuitは終了しようと計画していたので、その子に悪いと思いつつ予定通りViscuitをやらせてもらった。ランド、パックマン、ダンス、風車、模様ときて、今回は宝箱。そこに背景の色とマス目を入れることで設定変更を経験してもらった。またランダムに出てくるものを変えられるようするまでも取り込んだので、かなり盛りだくさんな内容となった。そのためちょっと急ぎ足で進めたのだけど、できあがった作品を見ると、40人のほぼすべての生徒はついてきてくれたようだった。
全ての作品に目を通したけど、今回もおもしろい作品がたくさん出てきた。絵が綺麗なタイプ、メガネに工夫をこらすタイプ、私の例題をほぼそのまま再現するタイプと様々で、授業という短かい時間で完成させたことから集中力は並ではなかったことがわかる。
1回目の時は途中で友達とおしゃべりをしたりと違うことをしちゃう子がいたりと、教室がざわざわしていた。今回もおしゃべりのうるささは変わらなかったけど、違うことをしちゃっている子は皆無だったと思う。人と見せ合ったり教えてもらったりする声でうるさくなっていて、このカオスな感じは大歓迎。みんなのベクトルがそろってきた感じがした。

星野さんのご協力でMIEEからMicro:bit (Chibi:bitらしい) をお借りできたので、次回11月はそれで遊んでみようと思っている。具体的なことはまだ決めてないけど、時間の関係から触りくらいになってしまいそう。それでも子供達に体験してもらって、何かを発見してもらえればいいかな。

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Exciting Coding! Junior 2018に参加してきた

情報処理学会主催の子供向けプログラミングワークショップ、Exciting Coding! Junior 2018に息子と参加してきた。内容はScratchプログラミングで、プログラミングコースとデバイスコントロールの2コースあって、私たちはプログラミングコースに参加した。どちらも30分程度で基本中の基本を講義形式で行い、90分ほどが自由創作に当てられた。最後にお互いに見せ合って評価と表彰があった。参加者数はほぼ定員いっぱいの30組60名くらいだった。

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ちなみにデバイスコースはMicro:bitをScratch3で制御する内容だったようで、息子はちょうどScratchプログラミングに興味が湧いているところだったけど、私はMicro:bitをやりたかった。事前にそこまでの説明は書かれてなかっただけに、コース選択はなかなか難しい。

ワークショップがはじまり、基本中の基本は知っている息子にとって初めの講義は退屈だったみたいだけど、自由創作に入ってからは集中力が増し、1つの作品を完成させることができた。以前、マリオのジャンプ部分を作っていたのだけど、それを使って猫をジャンプさせ、左右に飛び続けるドラゴンを飛んで避けるというゲームを作った。ゲームとして面白かったし、とにかく完成まで辿り着けたことで本人は満足+得意顔。スプライト画で何か得体の知れない物体を書いていたのだけど、ドラゴンを避けられなかった猫が昇天する絵だとわかり、怖いけどユーモラスに仕上げたのはなかなかである。作品はここ。猫のアクション2 on Scratch

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最後はお互いに作品を見せ合い気に入った作品に投票し、一番の作品にはちょっとした賞品が渡されていた。自身があった息子だけど、結果的には真ん中ちょい上くらいの評価で少々落胆気味。絵の面白さ、ちょうどいい難易度は、他の作品にひけをとらないし、プログラミング的にもシンプルでよかったと思うんだけど。。。

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(気に入った作品には高額のお金を払ってくる)

参加者はコースの中で「初めて」と「さわったことがある」の2つのレベルに分かれていたのだが、「初めて」の子供達でもレベルは低くなかった。講義形式がそうそうに自由創作に切り替わったけど、何もできない親子どころか作品が完成できなかった親子すらおらず、子供だけでなく親の経験値もそれなりであった。自由創作中心だと、今回くらいのレベルの子には楽しい場であったと思うが、そのためだけに那須塩原から東京に出るのもどうだったんだろうか。何か新しいこと、知らないことを実経験ができることが期待だったし、そんな親御さんも多かったのではないだろうか。

ちなみにこのワークショップは情報処理学会が主催なので、参加する子供はジュニア会員に登録の必要がある。先日、会員証が送付されてきたけど、ジュニアにも会員特典があり、なんだか自分が会員になったようでちょっと嬉しかった。

 

午後は二人でデザイン「あ」展に行き、帰り際には息子の希望でライトアップした東京駅を楽しんだ。

レガシーゲームオマージュシリーズ第三弾、Missile CommandのV1.0をアップデートした。

今年の6月に開催したScratch day in 那須町に向けて作成していた、オマージュシリーズ第三弾のMissile CommandのV1.0をようやくアップデートした。

 

scratch.mit.edu

 

Missile Commandは高校生の時にゲーセンでよくプレイしていたゲームで、打ちまくって守るというシューティングの一種。サーカス、キネコに続いて、絶対にScratchで作ってみたかったゲーム。

実装してみたかった機能の半分程度しかできてないけど、Scratchの勉強にはとても役立った。時間がかかってしまったのは上から降ってくる敵のミサイルの実装。当初はすべてのミサイルをクローンで作ろうとしたけど、ミサイルが分離する部分の制御が書ききれず、複数のスプライトに分けてしまった。同じく基地もクローンできなかった。

Scratchのスプライトはクラスではなくプロトタイプだと阿部さんのコメントがあり、それでクローンの意味が少しつかめた。クローンあとに何をすればいいのか、自然と見えてきて、かなりシンプルに書けたと自分では思っている。これなら敵のミサイルは1つのスプライトでできそうだ。

敵ミサイルと基地や弾幕の衝突、どうしてもスプライト衝突のイベントが拾えなくて迷ったけど、実は単純なミスをしていて、敵ミサイルのスプライトを消去していたためだった。小さい点を描いたら衝突イベントが取れるようになった。ガクッときてけど、気づけたおかげで、色判定で余計なことを感がずにすませられた。

まだ使っていない変数の削除ができていなかったりとコードはひどいけど、少しづつノウハウが蓄積されてきて、人のコードを見ても理解が早くなってきた。

第四弾はどうしようかな。正月の那須ラボ冬の宿題で作ろうかな。

 

 

 

 

 

Scratch Day in 那須町 2018

少し前の話だが、Scratch Day 2018 in 那須町が開催され、2017同様にラズパイ同好会として参加させてもらった。総力かけての参加だった2017とは、質、量ともに下がったかもしれないが、それでも参加してくれた人は銘々に活躍できたようだった。

私は本来の展示もあったけれど、スヌーズレンの作成に挑戦してみた。スヌーズレンについてはSnoezelen | 日本スヌーズレン協会がわかりやすいと思うが、主に障害を持っている方との関わりに関する理念であり、障害を持つ方にとって心地よい空間の提供でもある。個人的に興味ある課題であり、いずれIcTが障害をサポートする重要な表現手段になり得ると考えている私には、スヌーズレンも1つの解と信じている。

メンバーに手伝ってもらって空間の作成はした。でも「作成した」から先には進められなかった。まだまだ精進が必要だ。

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メンバーの一人がここで寝入っていたので、心地よいことに間違いはないのだろう。

ところで、この日に向けて頑張って作ってきたScratchによるオマージュゲームの第三弾は完成まで至らなかった。仕方がないのでShow&Tellで発表した。資料は10分で作ったので自分でも驚くほど完成度が低かった。星野さんからのツッコミにも答えられず、完敗のムード。

ShowAndTell2018.pdf - Google ドライブ