良く見せる事って簡単な事?

仕事をやってて「う〜ん」と思う事の1つに「良く見せろ!」という指示がある。全部が全部ではないけど、わざわざ良く見せなければならない時に、いったいどうしたらいいかと考えてしまうことがある。

草刈りを人に頼まれた時、とても一人や二人で終わらせられない大きな場所だと、どこを刈るかを考えるのだが、草があると不便な場所をぱっぱっと見分けて刈るのと、ある場所だけを四角く刈るのでは、後者の方がなんだか「やりました!!」と主張しやすくなっちゃう。

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仕事も同じで、大事なところを見分けて刈り取るよりも、ここからここまでやりました、と言えちゃうように仕事する方が目立つし簡単なんだと思う。

もちろんこれは評価する人次第なわけで、大事なところだけを少しずつ刈っちゃうと、刈ったかどうかわからないように、もし本気で評価するなら、刈り取る前を知っておかないとならない。それもどこに何cmの草があるとかじゃなくて、どこどこの草は将来、邪魔になるかもしれない、のような見方が必要だろう。

もし作業者がそんな評価者をきちんと評価できているとすると、こんな草刈りをされたなら、自分がそのことに対してどれだけ浅くしか考えていないかの指標になってしまう。もしくは作業者に試されているか。

試す試されるが入ってくるとわけわからなくなるが、作業者ならこんな刈り方せずに、そして評価する方なら、草刈りをするということを理解して、どちらの立場でも、とにかくまじめにやるべきでしょうね。