3月27日に、元同僚であり先輩であるYさんに、自身が理事をしている「すぎのこ幼稚園」でViscuitワークショップ開催の機会を作っていただいた。
幼稚園といえば、既に実践豊富な星野さんから色々と伺っていたので、それほど不安ではなかったのだが、やってみると小学校高学年との差、幼稚園だからこそ気をつける点があることに気づけた。
それにしても、Viscuitランドはテッパンである。自分の書いたものが動かせた時、そしてそれがランドでみんなの作品と一緒に表示された時、みんなが笑顔になるのはすごいパワーだと思う。
今回はデジタルポケットからタブレットをお借りしてのワークショップだったのだけど、参加園児数がタブレットのおよそ倍の人数になっていてビックリ、2人に1台で頑張ることにした。多くは二人で上手に使ってくれたのだけど、「交代で」と注意するものの、片方が独占するペアが何組か出てしまい、先生の協力を得てなんとかとういところだった。あとから、原田博士から手順を細かく分割して交代のタイミングを示すというアドバイスをいただき、事前に気づいておけば、と反省してしまった。
また、一人、突然泣き顔で部屋から出て行こうとする子がいて、先生のフォローの元、訳を聞いてみると、制作途中のものをランドに送ってしまい、人に見られたくないのに見られてしまったのが原因とのことだった。私が事前に説明できず、ランドのための制作中に説明してしまったため、理解不十分なままに操作させてしまったようだ。
ランドをプロジェクター表示する時、借りたタブレットに入っているサーバーに自分のMBPをつないで表示させたのだけど、強烈に重く、静止画キャプチャーのようになってしまった。
そんなことがあったけど、Viscuitにはそれを吹き飛ばしてくれたるほど園児たちを夢中にさせるパワーがあった。終了後に一人の園児が、楽しかったこと、すぐにまたやりたいことを話してくれた。自分もたくさんのパワーをもらうことができた。