小学校コンピュータクラブ2019、10月

子供達からも「久しぶり」と言われてしまったけど、夏休みを挟んで7月以来のコンピュータクラブでプログラミングをしてきた。相変わらずみんな元気いっぱいで、少しでもわからないことや見せたいことがあると私を呼びつける。まさにパワーでぶつかってくるラグビーの試合のようである。一見、クラスは崩壊したかのような混沌とした様子になっているが、子供達は、今はプログラミングする時間だ、ということを忘れはせず、トライを目指して前に向かって進んでくれる。

今日もScratch。最初に"メッセージ"を使って、ネコスプライトから背景コスチュームを切り替えていくデモをした。私がライブでコード書きながら説明するという形にしてみたが、上手に先に進む子もいれば、頓珍漢な子もそこそこいた。それでも最後は多くの子がメッセージを受けて次のコスチュームにするコードを作ることができた。

これまで授業形式でかつ、みんなの足並みを揃えるために、みんなができるまで待っていたのだけど、敢えて待つことをせず、近くの子に教えてもらうことを強調してみた。まだ一部の子供たちだけではあるけど、人のコードを見て理解することができること、人によってコードが違うことを感じてもらえたのではないかと思っている。私はなるべく子供のコードをいっしょに読んで評価し、子供が手元に抱えている問題を解くことに時間を割くようにしたので、これまでになく子供たちのコードを読むことができた。

次回はTutorialにあるビルを飛ぶネコをデモして、ビルを動かすことでネコが飛んでいるように見える面白さ、プログラムならではの表現を理解してもらう予定。

[追記]

「いつものようにネコをダブルクリックして」と言ったら「ネコがない!」との反応があり、子供たちのPCをみたらScratchのデスクトップエディターが3になっていた。支援員さんがアップデートしてくれたのだけど、びっくりしてしまった。そのせいかどうかわからないけど、デスクトップエディターが立ち上がるまで3分以上かかる子供もいて、45分の授業のうち10分くらい使ってしまった。どうしたものか、、、、、