小学校コンピュータクラブ2019、11月と12月

いよいよ1年の活動をどうまとめるか、実行するタイミングがきた。

そんなときに大田原小の黒田先生とお話しできる機会を得て、このクラブ活動の話をさせてもらったら、1つのアイデアとして学校紹介を取り組むのはどうかとのヒントをいただけた。

2019年度のクラブ活動は残りあと、11月2回、12月1回、1月2回。1月は1つを発表の場にするとなると、あと4回しかない。早速クラブ担当の先生に会いに行き、この話をしたところ、12月に1回増やしてもらえ、しかもクラブ担当の先生が見てくれることになった。なーーんと、素晴らしい!! クラブとは言え、先生が見ていただけるなどとは思いもしなかった。ということでPCで名刺作りの回をプログラミングにまわせてもらった。

さて具体的な内容はどうするか。シンプルに取り組むのがいいだろうと、自分で見本を作り、その中の一部を写経でもいいので実装を終わらせることを目標にし、発表の形をとりより質を高めることで学習につなげることを目的としてみた。

学校紹介なので、私は母校の足立区の保木間小学校を思い出しながら、プログラム的にはやや高度に、背景を切り替えたり、文字に動きをつけたりと、このクラブとしても集大成的なレベルに仕上げた。

そして実際の1回目、11月25日。デモをみせて、やることを説明したが、半分以上は相変わらず、適当にブロック積むだけで変わりばえしなかった。でも半分の子供たちは、自分なりの紹介を作ったり、デモ中の文字の動きのコードを質問しに来たりと、少し手応えを感じることができた。

2回目、12月16日、具体的なゴールを説明し、とりかかってもらった。3/4くらいかな、自分なりに作り始めたようだった。先生も3回目に私なしでやらなければならないので、今までになく積極的に子供を見てくれていた。

後日、先生にはゴールの見本を渡すつもりだ。これは全員が同じ物を作れば完了となる危険性があるが、何も完成できないよりは、はるかに得る物があるのではないだろうか。正直ゴールまでは遠い。子供たちが少しでも自主的に理解を深められるよう、あと2回、全力で向かいたい。

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学校紹介プログラミング