コロナ禍の影響で実施されなかった小学校の課内クラブ活動が、11月より開始することになり、コンピュータクラブへの登壇ができることになった。11月2日は2回目のクラブで、1回目はオリエンテーションだったので、実質第一回目であった。担当先生との打ち合わせで私のプログラミングの会にしていただけたので、昨年度末に考えていたViscuitを実施することにした。
ただここでちょっと問題が発生した。
なんとその日は、コンピュータ室のPCの入れ替え日で、PC自体が使えないことが判明した。
それで思いついたのがタブレットのレンタルで、発覚してからわずか2日間で24台のタブレットとViscuitサーバーが自宅に届いた。
あまり詳細には書けないのだけど、ボランティアで助けてくれた方々のおかげである。
当日、雨の中をタブレットをかかえて小学校に向い、セッティングが完了した頃に子供たちがやってきた。
今年も20名を少し超えるくらいで、ワークショップにはちょうどよい人数。
タブレットを手渡すと、瞬く間にViscuitを起動する子、しっかりと指示を待つ子、僕に盛んに質問する子と、今年で3年目になるが、いつもいつも様々な子供たちに出会えることがとても楽しく感じている。
開始が遅くなったこともあり、かなり快速に三角形から幽霊、パックマンと回転付きランドまで進めてみた。
回転ランドが始まったのが、授業残り5分のころ。多くの作品は期待できないかと思ったが、終わってみると80個ほどの作品がランドに載っていた。
相変わらずのうんちがいくつも飛んでいたけど、きれいなジャックオーランタンや可愛い顔の雲、自動車、「先生ありがとう」と多彩な作品をみることができた。
Viscuitを知っている子が半数と、定番のプログラミングを経験している子が増えてきているとはいえ、相変わらず子供たちのパワーには圧倒されてしまう。
次回は軌跡をやりたいと思っている。