Exciting Coding! Junior 2018に参加してきた

情報処理学会主催の子供向けプログラミングワークショップ、Exciting Coding! Junior 2018に息子と参加してきた。内容はScratchプログラミングで、プログラミングコースとデバイスコントロールの2コースあって、私たちはプログラミングコースに参加した。どちらも30分程度で基本中の基本を講義形式で行い、90分ほどが自由創作に当てられた。最後にお互いに見せ合って評価と表彰があった。参加者数はほぼ定員いっぱいの30組60名くらいだった。

f:id:mame_n:20180924100251j:plain f:id:mame_n:20180924093326j:plain

ちなみにデバイスコースはMicro:bitをScratch3で制御する内容だったようで、息子はちょうどScratchプログラミングに興味が湧いているところだったけど、私はMicro:bitをやりたかった。事前にそこまでの説明は書かれてなかっただけに、コース選択はなかなか難しい。

ワークショップがはじまり、基本中の基本は知っている息子にとって初めの講義は退屈だったみたいだけど、自由創作に入ってからは集中力が増し、1つの作品を完成させることができた。以前、マリオのジャンプ部分を作っていたのだけど、それを使って猫をジャンプさせ、左右に飛び続けるドラゴンを飛んで避けるというゲームを作った。ゲームとして面白かったし、とにかく完成まで辿り着けたことで本人は満足+得意顔。スプライト画で何か得体の知れない物体を書いていたのだけど、ドラゴンを避けられなかった猫が昇天する絵だとわかり、怖いけどユーモラスに仕上げたのはなかなかである。作品はここ。猫のアクション2 on Scratch

f:id:mame_n:20180924092516j:plain

最後はお互いに作品を見せ合い気に入った作品に投票し、一番の作品にはちょっとした賞品が渡されていた。自身があった息子だけど、結果的には真ん中ちょい上くらいの評価で少々落胆気味。絵の面白さ、ちょうどいい難易度は、他の作品にひけをとらないし、プログラミング的にもシンプルでよかったと思うんだけど。。。

f:id:mame_n:20180924092531j:plain

(気に入った作品には高額のお金を払ってくる)

参加者はコースの中で「初めて」と「さわったことがある」の2つのレベルに分かれていたのだが、「初めて」の子供達でもレベルは低くなかった。講義形式がそうそうに自由創作に切り替わったけど、何もできない親子どころか作品が完成できなかった親子すらおらず、子供だけでなく親の経験値もそれなりであった。自由創作中心だと、今回くらいのレベルの子には楽しい場であったと思うが、そのためだけに那須塩原から東京に出るのもどうだったんだろうか。何か新しいこと、知らないことを実経験ができることが期待だったし、そんな親御さんも多かったのではないだろうか。

ちなみにこのワークショップは情報処理学会が主催なので、参加する子供はジュニア会員に登録の必要がある。先日、会員証が送付されてきたけど、ジュニアにも会員特典があり、なんだか自分が会員になったようでちょっと嬉しかった。

 

午後は二人でデザイン「あ」展に行き、帰り際には息子の希望でライトアップした東京駅を楽しんだ。