親子プログラミング@うつのみや Vol.2

@vestige 主催の親子プロ第二弾は、2018年12月16日に、ラズパイ同好会にとっては「いつもの場所」である、今泉コミュニティーセンターにて、5組の親子に限定でRaspberryPIワークショップとして開催された。私は前回同様スタッフとして参加させてもらった。そして後半のScratchプログラミングのファシリテーターも任せてもらえた。

 

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会の様子

私にとってファシリテーターは好きだし、向いていると思っているので、任せてもらえるのがとても嬉しい。自然と気合が入っていく。

この日のテーマはクリスマス(私は勝手にそう思っている)。とはいえ、基本は第一回目と同じで、ロボットの代わりにツリーを書いてもらう。計画時、少し安直な感じもしたけど、そこはプログラミングの難易度をあげることでカバーすればよいと考えていた。

スペースキーでLチカをしたのち、例題としてマルチバイブレータを模した、2つのLEDが交互に点灯するコードブロックを作ってもらった。ここから各自で工夫してもらうため自由時間にしたのだけど、誰も手を動かさない。そこでさらに、PWMを使ってゆっくりと点灯消灯を繰り返すLEDを提示したが、食いついてくれる子供はいなかった。それよりもScratch自体に興味を示し始め、ブロックカードの例題をやったり、レインボー猫からコードを工夫することに夢中になる子がでてきてしまった。

実体のあるものを改良するには、道具や部品が揃っていることも必要だし、逆にあまりに選択肢が多すぎて、何をしていいかわからなくなる。一方でScratchと限定されていて、ブロックカードのようにきちんとしたテキストがあると、親も手を出しやすく子供自身も次の発想に繋げやすい。

手ごたえのなさはその場でわかっていたのだけど、青山学院で開催されたScratchの会での自由時間の良さが頭にあったこともあり、修正できずに閉会の時間を迎えた。

みなさん、それなりに楽しんでもらえたようだったけど、もっとScratchのできることを知りたかったお子さんもいたようで、何かを掴んで持って帰ってもらうには少々、役不足だったようだ。コンテンツの練り、タイムキープの重視、リカバリーネタを充実させる、と反省すべきことが多かった。もし @vestige が機会を作ってくれるのであれば、さらに練りこんで良い会になるよう貢献したい、そう強く思った会だった。