小学校のコンピュータクラブ、今月からScratchに挑戦。
前にViscuitがFlashの関係で動かない時に急遽Scratchをやることになり、みんなで猫をくるくる回したことがあったから、今回で2回目となる。やったのはビルを飛ぶ猫。Tutorialにあるやつで、難易度の割に見栄え良く、しかも横スクロールゲームにつながりやすいので、生徒からいい反応がくるかと期待していたが、ビルを動かすブロックの数値入力がうまくできなかった子が複数いて、結局どたばたになってしまった。それでも何人かから「おー」という歓声があがり、楽しめた子もいたようだった。ほんとうはさらにダンスまで入れたかったけど時間切れ。
今年度のクラブ活動も残り2回。最終日は来年からクラブに入ってくる3年生の見学がある。担当の先生と、次回はScratchモクモク会にして、最終日は私が子供の作品を講評する会にした。どんな作品が出てくるか、もう今から楽しみだ。
ところでつまづいた数値入力というのはマイナス記号の入力のこと。まさに伏兵な感じ。マイナスがどのキーなのかわからなかった子、漢字モードになっていてうまく入力できなかった子、マイナスの意味が掴めなかった子と理由は様々だった。ただマイナスを知らない低学年でも、キーボードのどこにその記号があるかを覚えることはできる。キーボード不要論みたいなのをどこかで読んだ記憶があるけど、私は子供達になるべく早い時期からキーボードに慣れさせ、スムーズに使えるようにしておくことは意味あることと考えている。もしクラブではなく授業でやるなら、どこかでキーボードに慣れさせる時間を取るべきだろう。
今回Scratchにした理由に、一人の子が熱望していたこともあった。その熱望さの通りかなりの腕前で、ビルはつまらなかったらしく、一人でゲームチックなものを作っていた。聞くと特に教室に通っていることもないそうで、自分で興味を持ってやっているとのことだった。他の教科同様にプログラミングも子供達に相当なレベル差ができると予想されるが、そんな時も好き勝手を容認してくれる先生の振る舞いと、レベル差を考慮できる授業進行とネタが必要になる。今後避けて通れない部分である。
実はこんなのを用意していたが、たどり着けなかった。
https://scratch.mit.edu/projects/269306416/#editor