学校・教育 総合展 (EDIX)

6月19日にEDIXの東京展にいってきた。初参加。学校展ということだけど、ICT関連だけで1/3くらいは出展企業があったので、やはり注目は高いと言える。

目立っていたのはMicrosoftGoogleの大手企業のブースだった。Microsoftは30人規模のミニステージの他に、5人程度のミニハンズオンが可能なエリアが4所ほどあり、様々なコンテンツの紹介をしていた。Googleは学校でつかうPC向けにCromebookを推していた。Cromebook、クラブをしている小学校にも働きかけてみようかな。

一方、小さいブースではロボットやミニデバイスをブロックプログラミングで制御するミニデバイス系やアンプラグド系、OSMOのようにリアルを混ぜたプログラミング系のメーカーが多かった。ただその3種類の中でユニークなものはあったかというと、気づいたものはなく、やや出尽くした感はあった。今後は残るもの残らないものに別れざるを得なくなるのではないか。

その中で、HeloPlateのような小さなデバイスは注目すべきかもしれない。様々なセンサーを制御し、データをコンピュータでまとめるというのは、小学校高学年なら授業の効率化にもなるし、プログラミングを意識せずとも使うことになるからである。もちろん使っていても楽しいし。また値段的にも安価であれば、子供が購入することも可能だし、親が買い与えるのも大変ではない。MicrosoftブースでTFabWorksの高松さんが、Micro:bitで取得したデータをクラウドに上げるTFabConnectを紹介していた。これは少し考えただけでも色々と応用例が思いつく、ワクワクさせてくれるインフラだ。

tfabworks.com

また高校生以上向けのようだが、Web系ソフトハウスが自社で作り使っている、確かWebアプリ向けのIDEを展示していた。今後プログラミング教育が増えていくと、それに合わせて開発環境も最適化される必要が出てくるのだろう。

次来るときは、学校の先生と来たいと強く感じた。