幼稚園でのViscuitワークショップ、その2

近所の幼稚園でのViscuitワークショップ、3月以来、2回目を開催した。

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参加してくれたのは24名くらい。前回は2人にタブレット1台だったが、今回は1人1台でをデジタルポケットからお借りした。

www.digitalpocket.org

このデジタルポケットのViscuit用タブレットレンタルはほんとに便利。サーバーとルーターの電源を入れるだけで学校Visucuitができてしまうし、簡単に作品をUploadして公開できる。プラスしてデジタルポケットが用意しているワークショップコンテンツも素晴らしい。45分から60分を1単元として、難易度や内容を変化させたものが数十個用意されてるので、順番にやることでテクニカル的に習得できていく。もちろん途中からでも、飛ばしても実施することが可能だ。このサービスを受けるには基本、デジタルポケットのビスケットファシリテータ講習 | デジタルポケットを受けなければらないが、受講することなしにワークショップを行うのはやめたほうがいい。テクニカル的なこと、そしてViscuitの背景やこれまで数多のワークショップでの経験を知ることで、語弊があるかもしれないが正しいViscuitを伝えることができるようになると思っている。

今回はこのコンテンツ群から以下の流れで実施した。

もっとやさしいビスケットから

  1. お弁当作り
  2. 進む方向のロケット、ゆうれい
  3. 絵の変化のりんご、まばたき
  4. 触ると出てくる・変わるの星、草むら

参加者の約半数が未経験者だったことと、自分がお弁当作りをやりたかったので「もっとやさしいビスケット」シリーズを選択してみた。このシリーズは初めてだったけど、お弁当作りからもうみんな大興奮で、やる予定はなかったが子供たちからのリクエストで「ゆうれい」を追加した。「草むら」では作品をサーバーに転送してもらい、みんなで見て終わりにした。

90分、事前の打ち合わせで長いのではないかとの話もあったのだが、子供たちは始終、集中が切れることはなく頑張ってくれた。終わった時に「疲れた」ともらす子供がいたことからも、十分に楽しんでくれたんだろうと想像している。

次回は冬休みになりそう。幼稚園児向けで、常に未経験者がいる場合の定例化については、星野さんからは同じレベルでテーマを変えていくというアイデアをいただいたので、ステップアップしつつ性急なレベルアップよりも、様々なテーマで子供達の創造性を引き出すようにコンテンツを組んでいってみようと考えている。