今、ユーザーストーリーとはメタファーと言えるかな。

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コードを書く仕事はしてないけれど、自然とここにあるユーザーストーリーに似た方法で仕事をしているようだ。「どうやるか」よりも「それをするとどうなる」から、どうやれば終わるかを毎朝、同僚と一緒に考えている。見積もりをきっちり取ることはしないけど、いつ終わるかに違いがあると、大概次の日に「思ってたんと違う」になるから、行灯のようなシグナルに利用している。またユーザーを明確に決めていないし、仕事の性格上、エンドユーザーの顔が思い浮かぶことはないから、それをやって欲しい人は誰なのかは必ず確認をしている。そうすればわからないことや納期、技術会、ゴールを気軽に聞きに行けるようになるので、とても便利だ。

ユーザーストーリーは何かをする上でのちょっと根源的な考え方であり、やり方である。それがこのようにまとめられていると、自分の仕事リファクタリングが実現しやすくなる。どうしても小さなカードに何かを書いてボードに貼ることに熱中していた時があったが、今はボードに貼ることとはなんなのかを考え、自分の理想な状態を想像し実現して行くツールになっている。とてもいいことなんだとつくづく思う。