今年最後のコンピュータクラブは、記録に残したくない会になってしまった。
前回まではコンピュータ室のPCが、新PCへの入れ替えで使用できなかったことから、レンタルのタブレットでViscuitをワークショップ形式でやってきたのだけど、この日は入れ替わったPCが稼働し始めたので、それ上でViscuitをやることになっていた。ところが、後で気づけばなんてことなかったのだけど、半数以上の生徒が新Viscuitの本棚が表示されない事態になっていた。表示できている生徒もいる。できない子も画面が真っ白だったり、Viscuitのトップページのままだったりと違っていたので、ネットワークトラフィックをついつい疑ってしまい、早々に諦めてしまった。授業が終わった後に自身で確認し、できなかった生徒はWindows explorerを使っていたのではないかと気づいた。Viscuitトップ表示のままだった生徒はちょっと不明だけど、きちんと操作ができていなかったか、私の話を聞けてなかったのだろう。
自分が慌ててしまったために、その場で気づけなかったことが悔やまれる。
でもさらに悔やまれたのが、代打で実施したScratchの、猫を飛ばすをワークショップで実施したことだった。時間が少なかったこともあるけど、ブロック配置をきちんと生徒に伝達できず、後半はぐたぐたになってしまった。特にショックだったのは、生徒のうち何名かががっかりした顔をしていたこと。初めにSctatch経験を挙手してもらったら、およそ半数が経験しており、教えあったり課題を絞るといったファシリテートがしっかりできていればこうはならなかったはずだ。
この2つの「経験不足」は誰しもがよく遭遇する"非常事態"であり、それに対処できない致命的欠陥と、あまりに練習不足な自分の普段の態度を卑下したいくらい、落ち込んでしまった。
翌週、FacebookでScratchAIの話が出ており、じゃんけんの手の形を学習させるTutorialをやってみたけど、こんなことを積み上げておきさえすれば、、と後悔しつつ、ネタを蓄えることに努力してみようとおもったりした。
https://github.com/champierre/ml2scratch
ml2scratchの作者の石原さんはCodeDojoConでも講演されており、手軽なAI体験ができるところが素晴らしいと感じた。
先日は新発売のMicro:bit V2を大人買い、といっても2セットだが、して、以前のMicro:bit、V1と呼ぶのかな?、で実現できなかったアイデアを作ってみるつもりでいる。うまくいけばワークショップネタにもなるな。
(インスタ貼り付けを初めてやってみたが、でかいなぁ)
自分で思いついたアイデアなんて大したことなくて、人のアイデアに手を加えたり、自分なりに変えたりしてようやく人に見せられるものになる。人の作品をそのまま使うだけでも十分である。もっともっと人とつながり、人に教えてもらわなければならないのに、家でゴロゴロしている暇なんてないはずだ。